気光整体で鍼灸施術

6月3日(日)、Tさん、Iさんと共に福井県で御正儀を受けて来ました。

今回も御正儀の待ち時間にN県のH先生、S県のS先生、Y県のH先生など、

先生方とお話をすることができ、多くの情報を頂くことができました。

その中でS先生に鍼治療をして頂き、貴重な体験をすることができました。

足の甲に鍼治療をすると、親指側に自然と重心がきて、小指の負担を感じない、

外側に流れていない感じで立っているのを実感しました。

早朝からの運転での下腿骨間膜の異常もなくなり、足が軽くなりました。

帰り道、この鍼治療が私でも応用できないかと考えていましたが、

高倉先生の置き鍼やす療法を読んで試してみました。

言霊対話徒手確認で鍼治療のポイントを探し、イメージでトントンと・・・

結果は良好で施術時間も大幅に短縮できました。

患者さんに立った時の感じを聞くと、“親指で立っている様です”と。

施術前に足の小指から中指3本まで斜めに曲がっていたのですが、

中指が真っ直ぐに伸びてきれいに立てていました。

足と同じように手にもおきばりやす療法を試してみましたが、

結果は良かったです。

10年前のバイク転倒事故時の顔面骨折で、神経が切れたため顔に

しびれが残ったといわれた方の施術で、なかなか神経異常を検出できなかったのが、

今回検出でき改善させることができました。

御正儀の参加で意識の変化があったのか?

それとも今回頂いた〇〇〇〇様のおかげなのか?

〇〇〇軍団様ありがとうございます。

Filed under: 施術事例(その他) — ippo2006 4:01 PM  Comments (0)

前置胎盤も治って超安産!

 Mさん、“便秘と腰痛なんです・・・妊娠4か月ですが大丈夫ですか?”

と予約の電話が入りました。

妊婦さんの腰痛を治している経験があること

臨月の妊婦さんの施術経験があること

仰向け、横向けの施術、うつ伏せにならなくてよい事などをお話し

安心して来院していただきました。

2回目の来院時に、前置胎盤になっていて産婦人科で様子を

みている状態ですが治りますか?という話が出ました。

私 “前置胎盤の方は今まで施術したことがありませんからわかりませんが、

  全身を診て腰の痛みを治してから、お腹の状態を診ますね”

体を動かしていただくと、前屈ではそれほど痛くありませんが、

後ろに少し反らしただけで痛みます。

こういう方の腰痛はお腹が原因です。

言霊対話徒手確認(気光整体の異常個所の確認方法)していくと

足はもちろんですが、やはりお腹まわりは異常だらけです。

鼡径靭帯、恥骨靭帯、前後仙骨靭帯、大腰筋膜、腸骨筋膜など、

ほとんど緩んでいます。

前仙骨靭帯、大腰筋膜、腸骨筋膜はお腹側から手を入れることができませんが、

背中側から言霊対話徒手確認すると異常部の確認ができます。

これらの異常を直すとお腹周りの緊張が正常になり、腰の痛みもなくなりました。

最後に胎盤の状態を診ました。

胎盤の位置を言霊対話徒手確認すると子宮口の方によっています。

そこで、胎盤位置が正常な位置になるようエネルギーを長めに流しました。

4回目の来院時に、病院の検査で前置胎盤が治っていたそうです。

出産前まで定期的に来院され、無事に出産された連絡をいただきました。

超安産だったそうです。

前置胎盤(ぜんちたいばん)とは

哺乳類胎盤が何らかの原因で

出産に悪影響のある位置に定着する異常妊娠のひとつ。

子宮口を一部、または全部塞いだ状態にあるため、

妊娠中期から後期にかけて出血を伴う場合がある。

 また、前置胎盤時の経膣出産は母子の生命の危険が高いため

帝王切開による出産が用いられる。

前置胎盤の特徴

初回出血は突発的で少量である(警告出血)。

無痛性子宮出血を繰り返す。

痛みは常位胎盤早期剥離を疑う所見である。

胎位異常を伴うことが多い。

高齢妊娠、多産婦、多胎、帝王切開の既往、子宮内操作後などに多い。

妊娠20週までは診断不可能である。内診は禁忌である。

妊娠28~30週以降は診断されたら出血がなくても入院管理とし、

子宮収縮抑制薬を投与する。

胎児が成熟したら帝王切開とする。

Filed under: 施術事例(その他),腰痛 — ippo2006 8:21 AM  Comments (0)

函南の阿弥陀如来

函南の‘かんなみ仏の里美術館’に出かけて来ました。

桑原薬師堂の阿弥陀三尊像(重要文化財)、木造薬師如来坐像、

十二神将立像など二十四体の仏像が函南町に寄付され、

仏像が鑑賞できる施設として、今年4月にかんなみ仏の里美術館として

オープンしたので、昨日車で行ってきました。

函南駅から歩いても30分ほどの距離ですから、電車を使い

函南の町を歩いてみるのもよさそうです。

昨日は来館者も多くなく、1時間ほどかけゆっくり、じっくりと観覧できました。

八百年という時の流れの中、命を見守ってこられた在り難い仏様でした。

帰りは、柏谷公園内にある6世紀末~8世紀末造られたという

山の斜面に並ぶ古代のお墓の柏谷横穴群を見学して来ました。

この函南は今まで通過するだけでしたが、ゆっくり町の歴史にふれてみたい

優しい気持ちにしてくれる町に感じました。

阿弥陀如来及両脇侍像と説明

檜材の一木割矧造で、はつらつとした作風は、

鎌倉時代初期の慶派の特色が表現されており、

写実的で力強い表現に優れています。

奈良仏師の集団「慶派」の仏師実慶作で、

面貌や体型、形状などは仏師運慶の作品に近いものとされ、

高く評価されています。

また阿弥陀如来像の蓮華座は、堂々とした形と力強い細部の意匠が、

鎌倉時代初頭の特徴を表す模範となるものとして高く評価されています。

薬師如来坐像と説明

榧材一木割矧造で、制作年代は、体つきや円満な顔立ち、

鋭い顔面の彫り、簡略ながら良くまとまった衣の表現、

胸・腹部の厚さなど迫力を感じさせる造像であることから、

平安時代中期(11世紀半ば)頃の制作であることが推測されます。

Filed under: 日々の出来事 — ippo2006 6:16 PM  Comments (0)