函南の阿弥陀如来

函南の‘かんなみ仏の里美術館’に出かけて来ました。

桑原薬師堂の阿弥陀三尊像(重要文化財)、木造薬師如来坐像、

十二神将立像など二十四体の仏像が函南町に寄付され、

仏像が鑑賞できる施設として、今年4月にかんなみ仏の里美術館として

オープンしたので、昨日車で行ってきました。

函南駅から歩いても30分ほどの距離ですから、電車を使い

函南の町を歩いてみるのもよさそうです。

昨日は来館者も多くなく、1時間ほどかけゆっくり、じっくりと観覧できました。

八百年という時の流れの中、命を見守ってこられた在り難い仏様でした。

帰りは、柏谷公園内にある6世紀末~8世紀末造られたという

山の斜面に並ぶ古代のお墓の柏谷横穴群を見学して来ました。

この函南は今まで通過するだけでしたが、ゆっくり町の歴史にふれてみたい

優しい気持ちにしてくれる町に感じました。

阿弥陀如来及両脇侍像と説明

檜材の一木割矧造で、はつらつとした作風は、

鎌倉時代初期の慶派の特色が表現されており、

写実的で力強い表現に優れています。

奈良仏師の集団「慶派」の仏師実慶作で、

面貌や体型、形状などは仏師運慶の作品に近いものとされ、

高く評価されています。

また阿弥陀如来像の蓮華座は、堂々とした形と力強い細部の意匠が、

鎌倉時代初頭の特徴を表す模範となるものとして高く評価されています。

薬師如来坐像と説明

榧材一木割矧造で、制作年代は、体つきや円満な顔立ち、

鋭い顔面の彫り、簡略ながら良くまとまった衣の表現、

胸・腹部の厚さなど迫力を感じさせる造像であることから、

平安時代中期(11世紀半ば)頃の制作であることが推測されます。

Filed under: 日々の出来事 — ippo2006 6:16 PM
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