前置胎盤も治って超安産!
Mさん、“便秘と腰痛なんです・・・妊娠4か月ですが大丈夫ですか?”
と予約の電話が入りました。
妊婦さんの腰痛を治している経験があること
臨月の妊婦さんの施術経験があること
仰向け、横向けの施術、うつ伏せにならなくてよい事などをお話し
安心して来院していただきました。
2回目の来院時に、前置胎盤になっていて産婦人科で様子を
みている状態ですが治りますか?という話が出ました。
私 “前置胎盤の方は今まで施術したことがありませんからわかりませんが、
全身を診て腰の痛みを治してから、お腹の状態を診ますね”
体を動かしていただくと、前屈ではそれほど痛くありませんが、
後ろに少し反らしただけで痛みます。
こういう方の腰痛はお腹が原因です。
言霊対話徒手確認(気光整体の異常個所の確認方法)していくと
足はもちろんですが、やはりお腹まわりは異常だらけです。
鼡径靭帯、恥骨靭帯、前後仙骨靭帯、大腰筋膜、腸骨筋膜など、
ほとんど緩んでいます。
前仙骨靭帯、大腰筋膜、腸骨筋膜はお腹側から手を入れることができませんが、
背中側から言霊対話徒手確認すると異常部の確認ができます。
これらの異常を直すとお腹周りの緊張が正常になり、腰の痛みもなくなりました。
最後に胎盤の状態を診ました。
胎盤の位置を言霊対話徒手確認すると子宮口の方によっています。
そこで、胎盤位置が正常な位置になるようエネルギーを長めに流しました。
4回目の来院時に、病院の検査で前置胎盤が治っていたそうです。
出産前まで定期的に来院され、無事に出産された連絡をいただきました。
超安産だったそうです。
前置胎盤(ぜんちたいばん)とは
子宮口を一部、または全部塞いだ状態にあるため、
妊娠中期から後期にかけて出血を伴う場合がある。
また、前置胎盤時の経膣出産は母子の生命の危険が高いため
帝王切開による出産が用いられる。
前置胎盤の特徴
初回出血は突発的で少量である(警告出血)。
無痛性子宮出血を繰り返す。
痛みは常位胎盤早期剥離を疑う所見である。
胎位異常を伴うことが多い。
高齢妊娠、多産婦、多胎、帝王切開の既往、子宮内操作後などに多い。
妊娠20週までは診断不可能である。内診は禁忌である。
妊娠28~30週以降は診断されたら出血がなくても入院管理とし、
子宮収縮抑制薬を投与する。
胎児が成熟したら帝王切開とする。
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