体もだるいが、肩こりと手が痺れて・・・

60代 女性 Kさん

毎年年末は、忙しく残業続きで、体もだるいが、

手が痺れていると来院。

私 「手は部分的ですか、それとも全体が痺れますか?」

Kさん 「手首から先が全体的に痺れます」

Kさんの左腕を徒手確認すると肘から手にかけて異常が多く出ます。

異常をとって痺れを確認すると左手の痺れはなくなりました。

 前腕骨間膜の緩みが原因で腕の筋肉が緊張して、

神経が圧迫され、手が痺れたと診ます。

右手の痺れも同じようになくなりました。

手のしびれの発生を簡単に説明します。

神経というのは、

首を通って、肩、鎖骨の辺りを通じて、腕から指に伝わってきます。

この神経が、いろんな要素によって、

圧迫されることで、しびれが発生してしまうのです。

肩こりとしびれが同時に発生することは珍しくありません。

その原因は、肩がこるということは、肩の筋肉が強張っているという事。

つまり、肩の筋肉が硬くなることで、神経を圧迫しているという事にもなるのです。

筋肉が硬くなるのにも原因があります。靭帯や骨間膜の異常(緩み)です。

緩んだ靭帯や骨間膜を何とかしようと、自律神経から指令がきて、

筋肉が働くため硬くなります。しかし、いくら働いても無駄なことなので

延々と続いていまい、だるさやこわばり、痺れなどの不快症状を訴えるのです。

あらゆるところに神経は関わってくるのですが、

他にも外部の要因があります。

それは、ストレスを多重に感じていることですね。

会社や家庭の人間関係がギスギスしていたりすると、自律神経失調症気味になり、

結果的に神経に伝達を与える機関があまりうまく機能しなくなります。

ストレスをとり、緩んだ靭帯や骨間膜を締めることにより筋肉が緩み、

結果、痺れがなくなります。

定年後も働く奥様は、長年溜めた疲労を持ちながら、

仕事を続け家事もこなしていたり、

働いていなくても、孫や高齢の親、病気の家族の世話までと、

手を休めることは、寝ている時くらい・・・

その休めているはずの就寝時も、無駄に筋肉が働かされ、

朝、スッキリと起きられなくなってしまう。

Filed under: 施術事例(その他),肩こり・首痛 — ippo2006 9:09 PM
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