2016年8月26日
背中が詰まる感じで痛い
10代 学生 T君
2ヶ月前くらいから、背中の真ん中辺りが詰まる感じで痛くて、
体を捻ると痛くて動かすことができないとやって来ました。
痛み出したのは、自転車で移動中なぜかわからないが、
前のめりになって1回転して転んでからだというのです。
転んだ時、手を着かなかったか聞いてみたが、
何が起こったか、どう転んだかまったくわからないそうだ。
ベッドに仰臥いで寝てもらうと、膝を曲げて寝るので
“膝を曲げるのは癖?”と聞くと
“足を伸ばすと辛いです”と・・・
転んだ時に手を着いたたために前腕骨間膜が緩んだのが
原因で背中が緊張して痛みがで出たと思いましたが、
お腹(腸腰筋 )も影響しているかも・・・
施術を始めると下半身にも多くの異常が出ます。
背中の痛みの一番の原因と思われる手や前腕骨間膜は、
異常はみられるものの、背中に痛みを起こすほどの異常ではありません。
今回もお腹以外を治したところで、ベッドに座ってもらい
背中の痛みを聞くと“だいぶ楽になりました”と言うので、
体を動かして痛みはないか確認してもらうと
体を捻じった時にまだ痛みが出ます。
痛みを感じる箇所は丁度、
大腰筋の起始部の第12胸椎~第4腰椎の真ん中当たりです。
前仙腸靭帯、大腰筋筋膜などお腹の異常部を治して確認してもらうと
“大丈夫です。楽です”
自転車で転んだ時に、多分手を突いて前腕骨間膜が緩み、
それが原因で背中が張り、
プラス、普段からの生活習慣が原因の大腰筋の緊張が
転んだ時の負荷でより強くなり、痛みを起こしたと思われます。
手の守り方、靴の履き方など注意しましたが、
実行する方は少ないですね。
Filed under: 施術事例(その他) — ippo2006 9:37 AM
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