介護保険と健康保険
1月27日(木) 脳出血で入院していた父が、ようやく退院し、
興津にある介護老人保健施設『きよみの里』に入所した。
『きよみの里』に行くと、父の行動パターンをいろいろ聞かれ、
介護施設のやり方、考え方などの説明を受けました。
病院は病気を治すことが最優先。介護施設はその人の人格を重んじ、
少しでも人間らしい生活への手助けをする事が第一のようです。
トイレの事を聞かれた時も、左半身麻痺で動かないので、
おむつのままで良いと伝えても、本人がトイレに行きたいと言えば、
4人がかりでも連れて行くとの事でした。
食事も右手にスプーンで食べる事を伝えても、
食べるのが早いと誤飲の原因になるので、
スプーンを小さい物にして、誤嚥性肺炎を発症しないようにするそうです。
介護施設に入所すると健康保険が使えなくなり、介護保険だけになるそうです。
病態が変わり新たに病院に掛かろうとすると、
一度退所して健康保険を使えるようにしなければならないようです。
薬も介護施設の方が取りに行ってくれるそうで、
勝手に薬をもらいに行かないよう言われました。
保険のしくみは難しく、その立場になってみないと理解しずらいことばかり。
介護と一言で言っても色々なケースがあるし、介護される側とする側が
バランスをとれていたら一番。自分も老いていくのだから、これもいい勉強と思います。